見積りや価格のこと

「そろそろ家の塗り替え時期かな」と考え、いざ見積りを取ってはみたものの、見積書を前に「これは適正な価格だろうか?」、「どう見たらよいのか?」、「はたして信頼できる業者だろうか?」と悩んでしまい、色々と不安になってしまうかもしれません。

今回は、見積書の見方のポイントをご紹介させて頂こうと思います。
大切なお家を長持ちさせるためにも、しっかりとチェックしていきましょう!

見積書の見方や適性価格の判断

見積りを複数社から取った場合、真っ先に総金額に目が行きがちですが、実は詳細にポイントが隠れています。金額面も大切ですが、金額以外のポイントをしっかりと見ることで、トラブルのない工事が行え、大切なお家を守ることにもつながります。

ポイント① 塗料メーカーと商品名が明記されているか

まずは、塗料メーカーと商品名が明記されているか、しっかりと確認しましょう。

塗料の名称が「シリコン塗料」や「フッ素塗料」など、大まかに記されているだけの見積書があります。
「シリコン塗料」でも、耐久年数や価格、また、塗料の効果など様々な違いがあります。シリコン塗料だからと言って、一概に高耐久ではありません。口で「15年耐久の塗料」と言われても、実際は10年耐久の塗料かもしれません。ですが、塗料の種類としてはどちらも「シリコン塗料」なのです。
そういったトラブルにならない為にも、塗料メーカーと商品名がきちっと明記された塗装会社さんを選ぶようにしましょう!

SAKURAオリジナル塗料「花咲」には最高級シリコンタイプがあります

ポイント② 正確な単位や数量であるか

塗装工事は、「数量×単価」で金額が明記されていきます。しかし、塗装会社によっては、単位がそもそも違う場合があります。

例えば、外壁や屋根の塗り替えの見積は、面積の「㎡」で計算しますが、これを「坪」で行っている場合があります。坪は床の面積ですから、これから外壁や屋根の面積を算出することはできず、正しい明記にはなりません。

また塗料には塗布量というものがあり、各塗料メーカーで、塗料の種類ごとに、㎡あたり何kg塗らないといけないという指定があります。
このメーカー既定の塗布量を守らないと、不具合が起きる可能性があります。
外壁・屋根の面積(㎡)×塗布量(㎏)で計算すれば、簡単に必要な缶数が分ります。
坪表記だと正しい缶数が分からず、少ない缶数を水で薄め、手抜き工事をする悪徳業者も少なからずいるのが現状です。
お家を守るためにも、細かく見積りをチェックする必要があります。